製造部 |2021年入社

さまざまな溶接技術を身につけ、
スペシャリストになりたい

Q.入社の理由は何ですか?

大学ではメディアデザインを専攻していました。子どもの頃からプラモデルが大好きで、ものづくりに興味があったんです。2019年のコロナ禍のなかで就活が始まり、換気の重要性がテレビなどで紹介されているのを見て空調設備やダクトに興味をもち、アローエムにエントリーしました。ものづくりにチャレンジしたかったので、製造部に配属されて嬉しかったですね。

Q.「製造部」の仕事について
教えてください。

製造部はダクトをイチから作る部門で、オーダーメイドのものづくりを行っています。私は溶接を担当しており、入社後から溶接技術の習得に取り組んできました。溶接にはTIG溶接やロボット溶接、レーザー溶接などがあり、それぞれ一長一短があります。たとえばプログラミングによるロボット溶接は常に進化しており、そのスピードや精度は徐々に向上しています。しかし、穴が空いてしまったり、溶接がずれてしまったりするため、作業員の技術も求められます。また、特殊なダクトの場合はロボット溶接と手作業による溶接との組み合わせにより高品質なダクトが作られています。

Q.仕事のやりがいや、
難しいことは何ですか?

溶接の品質は、溶接機を動かす速さや電流の強さのバランスで決まります。手の動きが早すぎると上手く溶接できず、遅すぎると穴が空いてしまう。時間をかけて丁寧にやればいいというものでもなく、センスが必要なので本当に奥が深いです。また、1日の製作目標個数を達成するため、効率を考えた動きも求められています。ビード(溶接の模様)が均一な太さで、きれいな波形にできると大きなやりがいを感じますね。自分より大きなダクトを製作することもあり、入社直後は大変だなと思うかもしれないけど、少しずつ慣れていけば不安に感じることはないんじゃないかな。

Q.将来の目標を教えてください。

目標は、すべての溶接を習得した「スペシャリスト」になること。ダクト以外の製品にもチャレンジしたいです。自分の手から生まれた製品が感染症対策に活かされ、たくさんの人の生活や命を守ることに貢献できれば嬉しいですね。

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